塀の外

途中通る道は一昨日道路を舗装したばかりで、その仕上がり具合を見ることも出来て良かった。

糸原刑務所に何しに行ったかと言うと、入所中の人たちが、社会復帰の為技術を身につける為に

刑務所内で様々な訓練を受けていて、自分たちが作成した家具などの木工製品や皮革製品などが

物品販売されているので、それらで良いものを買いに行ったわけです。

最終日と言う事で、品物自体は随分と売れていた感じはしますが、高価な物はまだ残ってました。

値段の割には品質も良く良いもんだと思いました。

施設見学ツアーもあり、普段見る事が出来ない体験も出来るので、時間待ちの見物客も多かったです。

私達はパネル展や独居房のモデルなどを見ました。普段の食事もパネルとして載っていましたが

自分の感想としては、思っている以上随分良い食事を頂いているんだなと思いました。

ここでも人権が守られていて、この不景気の中外よりもこの中の方が居心地がよく、出所したらまた戻ってくる

人の気持ちが何となくわかった気がします。

都城市も更生者を雇うと点数がもらえるというシステムを今回打ち出していますが、なかなか簡単には

いかない、難しい問題だとは思います。

地域にこういった物騒な施設があるという事は、地元に対してのこういったお祭りをして地域貢献する事も大事だな

と感じた日曜日の午後でした。

結局大したものも買わず、食料品を少し買って帰りました。

コンクリートの塀が少し傾いていました。この向こうの世界には行かないようにしたいと思います。