火山灰と土石流
Posted at 11/02/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
朝から落ちだした雨に、現地では土石流が心配されます。
火山灰は土砂に比べると水分を浸透させたり保水する能力に劣り、すぐに斜面を流れ出します。
降り積もった灰に一旦細い溝が出来れば、そこからどんどん溝が広がり、土石と共に雨が下流へ流れ、土石流となって襲って来ると言う訳です。
屋根に積もった灰も要注意です。
屋根に積もった灰は、厚さ1cmのとき、乾燥重量は9?から18kgですが、これが雨に濡れると18kgから28kgとかなり重くなってきます。
10cmも積もればその重さは、なんと280kg!
大の大人が1メートル四方に4人も乗っている状態となり、何かの震動で屋根が抜けるのもうなずけます。
現在のところ断続的に弱い雨が降っているようですが、念には念を、用心には用心を!です。
by:フリーマン2