先人が作った手動式計算機!?
Posted at 11/03/09 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今日、知人の会社に立ち寄ったとき、目に付いた馴染みのないカタチをしたモノ
「なんだと思う」、と聞かれ、「電話?」と答えたその答えは、当然『ぶーっ!』
聞いてみると、自宅で片付けをしているときに出てきたモノで、
コレがなんと『手動式計算機』とは驚きです。
なんでも、掛け算のときは右側のハンドルをその掛ける数字の数時計回りに回し、割り算のときは逆回転させるのだそうだ。
なら、かける100なんていったら100回まわす?
と言う効率の悪いことをするのではなく、下のレバーを該当する位のところに動かし計算するんだとか。
先人は賢いんですねぇ。
残念なことに修理をしなければ動かないそうで、実際の計算はお預けと言ったところでしたが、珍しいものを見せてもらいました。
電池や液晶がない時代、そろばんや計算尺など、日本人の日本人たる素養というのか、その賢さと弛まぬ工夫のあとが感じられますね。
その名残は今もしっかり生きていて、日本製品はお隣の韓国製品より『良い』と海外から高い評価をいただいています。
心配なのは、ものづくり大国ニッポンの作り手が、海外にシフトしているということ。
知恵の流出に歯止めをかける術はあるのでしょうか。
やっぱり『二番』じゃダメ!
『一番』が似合うのはやっぱりニッポンでしょ!
by:フリーマン2