コンクリートガラからの異物除去
Posted at 12/04/02 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
解体工事から搬入されるコンクリートガラには、本体解体前に行われる内部先行解体の程度によっては、コンクリートガラの中に異物が結構混じっている場合があります。
そのようなときには、できた製品に木くずとかプラスチックのような異物が入らないように、どこかでそれらを除去することが必要になってきます。
都会の先進的施設では建屋内にラインが組んであり、そこに人が立って異物を除去しているのが一般的です。
地方では青空の下、露天での作業が一般的で、建屋内でやっているところを見たことがありません。
とは言え、異物除去は製品の品質を左右するため、簡易な施設であっても試行錯誤しながら、と言うより、やりようがないのでホッパに投入する前にやるか、ホッパに投入したものが破砕機に入るまでにやるかどちらかと言うことになります。
当社では、破砕機に落ちる前に大また開きでゴミ取りをしています。
解体工事からのコンクリートガラではそれは必至であり、やっていないと確実にゴミが入ることになります。
作業は粉塵、震動、騒音と三拍子そろった悪環境の中で行われます。
その分が製品単価に反映されなければならないのですが・・・
by:フリーマン2