廃家電製品の無料回収所対策
Posted at 12/05/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
家電製品や携帯電話などに含まれる希少金属、いわゆる『レアメタル』といわれる価値ある金属の回収のための無料回収所が、ここ2年ほど前から全国で問題になっています。
宮崎県内でもかなりの回収所があり、そのほとんどは露天での営業です。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの白物家電から、自転車、バイクなどのスクラップなどが野ざらし・雨ざらし状態で置いてあります。
そこで作業しているかがたがは、一見してアルバイトや労働者風
片付けをしているのか、分別をしているのかわかりませんが、無料回収所ののぼり旗が周囲に何本も立ち、よくスプレーで文字が書かれていたりします。
道路沿いであったり周辺でのそぐわぬ環境、そして、雨ざらし野ざらし状態のため、有害付着物などの流出も懸念されるところです。
我々の関係で言えば、廃棄物処理法の中の不法投棄や不適正保管、あるいは一般廃棄物の運搬許可に抵触しないか問題となるところですが、有価物であり、無料あるいは買取などで取引されていれば、基本的に法令違反とはならないとの行政見解です。
しかしやっと国からの通知が出て、この件に対処しようという動きが出てきたようです。
事があってからでは遅いのです。
特にレアメタルはその名の通り、家電製品や携帯電話に使われている量は微量で、企業単独では採算ベースには乗らないのが現実です。
楽して儲けようなどと思わず、額に汗して稼ぎたいですね。
by:フリーマン2