サワコの朝
Posted at 12/08/25 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
名前はしりませんが、知ってる人は知っているって感じでしょうか。
かなりの本を書いている方です。
90歳で日本国籍をとるって、なぜ?
それは日本に魅力を感じ、日本人といっしょにいたいのが理由だとか。
彼の目から見た日本人のいいところは、親しくなったら忘れないというところだそうだ。
近年とかく人間関係もギクシャクしている中、大人になって偉くなっても、小さい頃のあだ名で呼び合える関係は他国にはない国民性に映るようです。
それでも近年の時代背景や生活環境の変化により、日本人が持っていた古きよき時代の心であったり絆であったり、ややもすると忘れてしまいそうな現代です。
そして、日本人の文化の根底にあるのは、『ありがとう』や『いただきます』の精神であるといいます。
それは、モノを買わなくても『ありがとう』という言葉に発せられるように、相手を思いやり心でつながっている国民は、他国では見られないようだ。
オリンピックでの、あのチームで挑んだ闘いに、どれだけの国民が元気付けられ勇気付けられたことでしょう。
まさに、『絆』と言うことでしょうか。
また、日本人の悪いところはということでは、ネガティブにモノを捉えやすいところだそうだ。
景気が悪い、リストラ、破産・倒産、就職難、経済が・・・ という風に、悪いことがあるとなかなか開き直ることが出来ず、どんどん深みにはまる癖があるようですが、他の国と比べるとまだまだ健全であり、一番悪いと言う時では全くないということです。
ただ、日本の政治だけはわからないとも言っていました。
この部分は我々にも理解不能の世界でもあり、今やっている領土問題についても、しっかりとした教育を施してこなかったが故と言う部分もあるのではないでしょうか。
あちらでは小さい頃から教育され、徴兵制もある中ではありますが、ドンパチやるような戦争は非現実的であると思うし、早く当面の着地点を見つけて欲しいと思います。
そんな『サワコの朝』を、車を走らせながら見聞きしていた朝のひと時でした。
by:フリーマン2