ISOの実態と継続のコツ
Posted at 12/10/06 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
ISOなどの外部機関による認定ともなると、四角四面的にやらねばならず、何から何までルールで縛られ、とどのつまりは続かない⇒やめるといった道をたどるケースも多いようです。
細々しいデータ取りやデスクワークなども、担当する管理責任者の業務に負担をかける形になっていたりします。
ですから内部監査やマネージメントレビュー、特にサーベイランス(定期審査)では、下手すると本業をさておいて資料のまとめをしなければならない事態に追いやられるのが実態です。
さりとて、しなければならないことが出来ていないとなれば、不適合の烙印を押されます。
理想で言えば、日常業務の中に溶け込んでいることが理想であり、そうなるように関係者による見直しは定期的にやらねばなりません。
少なくともしなければならない監視測定では、それが経営に役立っているかどうかが鍵であり、ISOだからといって面倒なことは一切省いた方が本質が見えてくると思います。
ISOを長続きさせるコツは、一人任せにせず、且つ別個に考えず、経営に主眼を置いたものであること。
そしてやるべきことをキチンと業務に落とし込み、意識を持続させるために定期的に報告する場を設けることだと思います。
関係者の意識の根付きに期待をし、さらなる向上につながるよう奮闘を願う今日この頃です。
by:フリーマン2