放射能汚染草木にバイオマス利用!
Posted at 12/11/06 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
現在その処分はどうなっているかと言えば、保管状態になっているか埋め立て処分しているかということで、埋立地の確保がなかなか進んでいないのが実態です。
そこで、と言うわけでもないのでしょうが、東電が実証実験をしてきた草木の処分に、バイオマス発電が有効だと言うことが確認され、期待が高まっている記事が目に止まりました。
バイオマスと言うと生物由来の資源ということで、その活用がカーボンニュートラルと言う言葉があるように、二酸化炭素の削減に結びつき、現在全国的なバイオマスバブルと言ってもいいほど各地にバイオマス発電所の建設が盛んになってきています。
バイオマス発電の一番のメリットは、全国的に困っている間伐材の処分に活路が見出せること、そして先ほどの環境的メリット、そして国の補助金もいただけると言うように、三方よしの方法ではあります。
今回の試みは、汚染物の埋め立て容積が百分の1に減容され、しかも草木を燃やしたときの熱量の61%から70%が発電に利用できること。
そして放射性セシウムは焼却後の燃え殻にとどまり、埋め立てができるということで期待が高まってはいますが、セシウムが凝縮され堆積されたときの影響がどうなるか、そのあたりも厳しい目で見ていかなければならないと思います。
やはり国民が一番望む事は安全に対する信頼の回復であり、現実的な観点からは早期の放射能無害化技術ではないかと思います。
日本なら、日本人なら絶対出来ると信じている方々も多いことでしょう。
世界がビックリするような、そんな新技術の早期実現に期待したいですね。
by:フリーマン2