被災から1年7ヶ月が過ぎ、現地では・・・
Posted at 12/11/05 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
役員も、大半は初めて被災地を訪れるということで、ある意味緊張感のようなものが漂いつつ現地入りしたところです。
朝8時にはホテルを出発し、石巻、登米町、南三陸、気仙沼と被災地をめぐり、想定をはるかに超える廃棄物の山々や、依然として片付かない乗用車の山、そして 献花台の花や千羽鶴を見るにつけ、災害の痛ましさや自然の猛威、そして人間の無力さを痛感したところです。
奥地の方まではわかりませんが、見る限りでは全体的に生活道路に支障をきたしている様子もなく、時折ボランティアの方々が建物跡地の片付けをしているところもあり、さすがに一年7ヶ月経過経ったらここまでになるんだなと、ある意味安心感のようなものも感じたところです。
ただ、仮設のプレハブ小屋でお店を営業しながら時を待っている方々にとっては不安もいっぱいだろうと思います。
曜日のせいもあるのか、我々が訪ねた仮設小屋では活発に人が行き来しているといった光景は見られず、どちらかと言うと閑散としているといった方がいいような状況でした。
廃棄物の処分に19年かかる試算をしている地域もありますが、一日でも早く復興し、元の生活に戻ることを願わずにはいられません。
我々に厳しい試練として襲い掛かった天災は、これから本格的な復興、そして以前の状態に再興するまでに様々な困難や様々なノウハウや技術などを与え、そして生み出すことでしょう。
そういう意味では今回の視察は、いつ来るかわからない災害に対する心構え、そしてその対応について多くのことを学ぶ機会になったし、これからもその経過をしっかり見ていかねばなりません。
いざ鎌倉の心持でこれからもエールを送り続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
by:フリーマン2