『安マネ』って!?安全マネジメント講習
Posted at 13/01/22 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
略称『安マネ』って言うんでしょうか。
講義の中でちょこっと使われました。(^^;)
建設業の中では品質や環境、そして安全衛生などのマネジメントシステムが、すでに国内規格であったり国際規格であったり存在します。
そういう中、運送事業の分野ではその類のマネジメントシステムはあまり聞きません。
今日はまさにその類の講習会と言うことで、楽しみにしていたところです。
これは国交省が、事故やトラブルの多発した時期(平成17年頃)に導入したマネジメント制度で、国が事業者に対し、安全管理体制の構築や実施状況などを評価する制度となっています。
基本はISO9000シリーズを参考にしていて、PDCAを回していくことは全く同じ要領です。
今日の講義の中で、DVDによるビデオが大変わかりやすく、物語にのめりこんで行く感じがありましたが、中小企業の悩みと言うか、思わず「そうそう」って同調する場面も随所に出てきます。
一番印象に残ったのは、単にPDCAを回していくだけでは通り一遍等のうわべっつらだけのマネジメントになってしまい、本質の部分が抜け落ちている機械的なシステムになりやすいと言う事です。
では何が足らないのか。
それは4つのCで表される、コミュニケーション、コンプライアンス、コミットメント、カウンセリングの中のカウンセリングです。
もちろん4つのCはすべて大事ですが、社員の話しやすい、悩みを打ち明けやすい環境作りというんでしょうか、そういう風通しのいいカウンセリングができる社風が重要のようです。
今回、自社のマネジメントシステム構築に役立つ講習ということで、3時間30分の時間はあっという間に終わり、次につながる内容だったと思います。
さて、システム構築にどのくらいの費用が掛かるのか、近々機構の関係者の話を聞こう!
by:フリーマン2