社長のための計数管理の基礎講座(損益の原則)
Posted at 13/02/07 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今日明日と今更ながらではありますが、計数管理の基礎の勉強です。
今更ながらといっても、今日の内容では『目からウロコ』の部分が多々ありました。
特に販管費といわれる財務科目の内容について4種類の分配率があり、その中の3種類はコントロールすべき適正値があるということでした。
といってわかる方はすごいと思います。
それは労働分配率、販促分配率、設備分配率、管理分配率です。
もちろん業種や仕事の内容で変わりますが、その適正値がわかればそれなりの手を打てると言うわけです。
そして経営者や幹部職員がすべき財務対策として、『生存対策』 『成長対策』 『競合対策』 『不況対策』があり、取るべき対策を間違うと効果がないばかりか倒産への道をたどることも・・・
例えば利益が出ない会社が『成長対策』をとると、一発商品が当たれば一過性で黒字にはなるけど、本質的な赤字体質は治りません。
この場合には先ず営業利益をマイナスから0に、0から5、5から10というように、段階的に利益率を20%へ近づけていく対策が必要な対策と言うことになります。
『成長対策』では、黒字の会社が売上の拡大をするためにする商品開発などが該当し、『競合対策』ではシェア取りのために利益分配率を下げる戦略を取れば、例えば10%の利益でもやっていける財務体力があるかどうかが鍵となります。
明日は『300万円を借りた会社がどうなっていくか』 の興味深い話があるようです。
乞うご期待!
by:フリーマン2