改正労働安全衛生規則が施行!既存の車輌系運転免許に解体用特例講習!
Posted at 13/06/29 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
7月1日から施行ということで、しばらくは現場での混乱が予想されます。
改正の背景には解体工事現場での事故の多発があります。
建物などの解体工事では、一般のバックホーの先っぽに重さ2トンほどあるアタッチメントを装着し、鉄骨を挟んで切断したり、コンクリートを粉々につぶしたり、木くずをつかんだり、の作業をしていきます。
地上での作業でも危険が伴ないますが、建物が高くなればなるほど、その危険度は増し、同時に防護足場などの安全設備などが及ぼす影響も高くなります。
そういう中、今回の改正では解体工事の実務に従事したり、指導的立場の方々に関係する要素が大きいということで、解体施工の講師を務めている方々にも運転技能講習講師として『レベルアップ研修』に参加する機会を与えていただいたところです。
丸一日の研修の中で、なかなか大変だなぁと感じたところは、実技研修の進め方のところです。
現在、全国で行っている通常の車輌系建設機械の研修でも若干のやり方に、それぞれ工夫が加えられ、独自のやり方をやられている地域もあります。
そういう中、これまでの実技研修にアタッチメントの部分が加えられ、そのやり方に慣れるまでに少々時間がかかりそうな感じがしたところです。
7月から新規則でのスタートということですが、特例講習を期限内に受講する必要があり、今後開催される講習会の日程に注目しておく必要があります。
特に解体を本業にしている会社のオペレーターの方々には、早急な受講をしていただき、改めて解体工事の重要性や危険性を認識しながら安全解体に努めて頂きたいですね。
ご安全に!
by:フリーマン2