廃石膏ボード再資源化シンポジウム
Posted at 13/08/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
都内で行われた標記シンポジウムには、全国津々浦々から多くの関係者が出席されていました。
抱える悩みは皆同じと言うわけです。
今回参加者が多かった理由は『環境安全品質ガイドライン』のお披露目があるということだろうと推察します。
但しあくまで農業用土壌改良剤としてのガイドラインであり、土質改良材としてのものではありません。
期待できるのは今後の応用です。
農業用でいい結果や期待以上の効果があるとすれば、建設工事にかかる土質改良材であればなおさら使い勝手がいいはずです。
今回のガイドラインでは、土壌改良材としての適用範囲や施行のやりかた、そして環境安全品質面での考え方など、内容は充実していると感じます。
特に混入の恐れのある有害物質の対処方法や責任のところは、特殊肥料や土壌汚染に係る環境基準のほか土壌汚染対策法の基準などをもとに作成され、信頼の置ける内容だ。
増え続ける廃石膏ボードの有効活用の道を早期に付けていかねば、管理型処分場の逼迫も相まって厳しい環境になることだと考えます。
一日も早い道筋を!
by:フリーマン2