島根電工の安定経営ノウハウに学ぶ!
Posted at 13/09/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
宮崎での講演は、九南さんとのつながりだそうで、当初、島根電工さんが開発した積算ツールを30台、金額で言えば1500万、そしてノウハウ代として1000万円をポンと支払ったことがきっかけでお付き合いが始まったそうです。
私が一番聞きたかった部分は、大口受注から小口受注への切り替えノウハウです。
これまでいろいろな経営セミナーでも聞いたような部分もありましたが、コンサルではなく、実際実行された経営者からのお話は確かにズッシリ重いものがあります。
いつも思うことですが、今回も言われましたが、社内改革を唱えても実現できない大きな要因は、これまで築き上げてきたいわいる『企業文化』を変えて行かなければ動かないと言うことです。
ひとことで言うと『トップの理解』又は『トップの交代』と言うことです。
もちろん営業も現場も大口受注の方が売上も上がり仕事もじっくり構えてできるからいいに越したことはありません。
ですが、今の公共工事の増加は一過性のものとして捉え、いずれにしても公共工事は確実に減少するし、なくならないまでもその受注にありつける業者は特定の一握りになることは肝に銘じなければならないと思います。
大きく経営方針を転換するには、営業体制、社内システム、そして企業文化を見直し、経営者が本腰を入れて取り組まねば出来ることではないようです。
by:フリーマン2