どうして桜の開花宣言はソメイヨシノで決めるの?
Posted at 14/03/27 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
今日は3月27日、「さくらの日」です。
なぜ、「さくらの日」になるのかというと、日本さくらの会が1992年に制定したそうです。理由は3×9(さくら)=27の語呂合わせと七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)」が重なる時期であることからだそうです。
さて、それにかけまして、以前から気になった、どうして桜の開花宣言に数ある桜の種類の中でなぜソメイヨシノが選ばれているのか?を調べてみました。
1)ソメイヨシノは全国に広く分布し、日本全体で7割ほど占めることである。
2)ソメイヨシノはクローンであり、同一の条件下では一斉に花が開く。
2)についてソメイヨシノがクローン植物というのをはじめて知りました。ソメイヨシノの起源については謎が多く、様々な説があるようですが、最近の遺伝子解析による研究により、その起源はエドヒガンザクラ(母種)とオオシマザクラ(父種)の交配によって生まれたことが分かったそうです。
ソメイヨシノは自然に増えることができず、種子でも増えないそうで、接木もしくは挿し木などで増殖しているので、結果、全てのソメイヨシノは元をたどればかなり限られた数の原木につながり、それらのクローンとなります。
なんにせよ、桜がきれいなのには変わりないです。
毎年短い期間ですが、今年も私達を楽しませてくれる桜達に感謝!
by:とんちゃん