念願の、新たな業種『解体工事業』がいよいよ実現するか!
Posted at 14/04/17 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
建物を建てるとき、修繕するとき、土木工事などには様々な業種の協力が必要です。
その業種の中に、現在は、まだ壊す業種が入っていません。
建物や構造物を取り壊す場合は、建築工事業、土木工事業、とび・土工事業のどれかに属し、独立した業種としては認められていないのが実情です。
そして今、生活スタイルの多様化や時代の大きな変化の時を迎え、新たな業種として『解体工事業』が国会で承認されようとしています。
承認されれば、なんと43年振りの新しい業種として加わることになり、新たな歴史がスタートするわけです。
我々解体業界は、専門工事業の中でも特異な位置づけです。
それは、作るのではなく壊すという真逆な業種だからです。
そしてこれまでの歴史を振り返ると、どうしてもイメージ的にダーティーな要素があり、社会からはあまりいい目で見られてきませんでした。
しかしながら近年、壊すにしても、単なる解体では社会に受け入れられない環境が整い、様々な法令をクリアし、環境を考えた解体技術、そして安全・安心のトータルコーディネートされた解体工事を実現していかねばなりません。
業種が認定されれば尚更のこと、業者が襟を正し、クリーンなイメージの、そして若い方々が入りたくなるような業界に育て上げねばと考えます。
全国の有志の皆様の益々のスキルアップを切望するところです。
by:フリーマン2