若手を逃がすな!
Posted at 14/04/18 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
表題は専門誌の特集見出しです。 現在建設技術者は、1998年当時の43万人から、2013年では27万人と大幅に減少しています。
単純に、仕事の量が半分に減ったから人の数も半分になるのは必然?かもしれません。
ところがここに至って、震災や津波、国土強靭化、2020年東京オリンピックの開催など、様々な要因で仕事量が増大。
ほんの数年前までは、インフラ整備も進み工事量は大きく減少し、これまで倒産や廃業に追い込まれた企業も星の数ほどいました。
さらには、団塊の世代が定年を迎え、大量の退職者がでてきたこと、また、ライフワークの考え方が仕事中心ではなくなり、再就職を希望する人が思ったより少ないことなども就業者減少の要因ではないかと思います。
また、新卒の就職希望者がなかなかいない要因は、作業環境や就業環境、いわいる5Kと言われる『きつい、汚い、危険、休日がない、給料が安い』などが影響し、いい人材が集まらない現状もあります。
そういう中、若手の雇用と離職を防ぐ対策が急務に感じます。
しかし中小零細企業では、なかなか具体的な対策まで手が回らないのが実情ではないかと思います。
参考までに、日経コンストラクションに掲載されていた対策を・・・
?文系や芸術系の学生を担い手として採用する。
?出前授業や交流会でやりがいを実感させる取組。
?手厚いバックアップ
?早めの代理人デビューで戦力化
?体験型の実習施設でスキル向上
さて、どれも難しい対策ですが、皆で真剣に出来る対策を考え実行ですね。
若手を逃がすな!
一票を逃がすな!
ですかね。(^^;)
by:フリーマン2