開廃業率と外形標準課税
Posted at 14/10/09 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
業種によって差はあるものの、現在の開業率と廃業率は様々な要因を加味すると、大体それぞれ5%ほどだそうで、欧米その他に比べるとかなり低い数値になっているようです。
これを10%に倍増しようとしているのが今の阿部政権 の政策の一つ
社会経済を活性化しようとする目論見なんでしょうか。
一方では税収不足
赤字企業が全250万社の7割だそうで、そのほとんどが中小零細企業
税金を納めていないというか納められない会社
あるいは納めないように様々な対策をしている企業もあることでしょう。
そういう中、赤字企業でも税金を納める仕組みが外形標準課税 です。
現在は資本金が1億円以上の企業が対象ですが、今検討されているのはその額を下げて対象を広げようという目論見です。
そもそも外形標準課税は利益ではなく、読んで字のごとし、見掛けの部分で課税される仕組み
要は企業規模ということです。
ですから利益ではなく、資本金や従業員数、建物の床面積、売上などと言うことになります。
こうなると、弱小企業は立ち行かなくなり倒産したり店じまいするところも多くなることでしょう。
そこに開業率のアップ!
先行き不透明って感じですが、都市部だけでなく地方の社会経済が活性化することを願っています。
by:フリーマン2