事業承継セミナー
Posted at 15/01/23 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
お付き合いがある証券会社ではありませんが、新聞掲載の見出しを見て申し込んだところです。
20名ほどの参加者でしたが、参加者の皆さんの年齢はさすがに高く、若い人はいませんでした。
それでも今回のセミナーは目からウロコ的な内容であり、参加して正解だったと思います。
特に近年では、後継者不在の中小零細企業の割合はおよそ7割にも及び、20年前とは真逆の時代背景となっているようです。
また、事業承継の選択肢には、親族内承継、番頭承継、第三者承継(M&A)、清算・廃業といった優先順位があるのが一般的で、M&Aでの事業引き継ぎの有効性は関心があるところです。
現在日本のM&Aは売り手側が軸となっているようですが、その理由は、まだ譲渡企業が少ない実態があるようです。
ただ、現在ではそうであるにしても、例えば10年先20年先では、それこそ売り手買い手が逆転し、買い手側が軸となっているかも知れません。
そしてそれを検討するのに早すぎることはないと言うことで、年齢的制約や業界再編の波、そして景気動向などを見極めながら、準備は周到に進め、決断は慎重にということでした。
今回、『日本M&Aセンター』さんのお話を聞けたことは、企業の存続と発展を考えるには大変いい機会となりました。
やっぱり1人で考えるより積極的な行動ですね。
by:フリーマン2