タクシー減車特別措置法って強制減車!?
Posted at 15/02/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
労働環境悪化の要因は過当競争として、平成13年に改正された『タクシー事業適正化・活性化特別措置法』
これが正式名称です。
稼働率や赤字事業者、事故や違反件数などの基準により国交省が対象地域を指定する仕組みとなっています。
ただし、地元自治体や事業者で構成する協議会の同意が必要ということで、国の一存ではいかないのが現状。
だから本質が問われるというか、本当にそうしなければ安心も成長もないと真剣に考えれるとすれば、簡単にはいかないにせよ減車やむなし、とこうなるところでしょうけど・・・
自分勝手や田舎独特の頭叩きや足引っ張りでは事はなかなか前に進みません。
さてこの措置法、いいのか悪いのか。
体のいいリストラとも取られないわけではなく、減車イコール経営改善のメリットだけではないようです。
この制度、建設業界では使えない?
私たちの建設関連業会でも、景気が悪くなって来れば必ず過当競争になるし、その影響による労働環境の悪化や労働災害、交通災害の増加などへつながります。
今はどこの会社も人手不足で手一杯となってはいますが、暇になってくれば一気に冷え込む業界。
減車特別措置法ならぬ廃社特別措置法で、強制的に会社を減らす?なんてことは現実なかなか出来ることではありません。
増やさず減さず、地道に地道に健全経営ですね。
by:フリーマン2