手抜き出来ない手抜きで新人研修!
Posted at 15/06/16 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
土木や建築などで、重要な部分を手抜きなどしたら大変なことになります。
横着は禁物ですね。
さて、もう一方の『手抜き』はコチラ
草取り作業での話です。
エンジン付きの草刈り機の方が、河川の堤防や道路沿線など、密集しているような場合には当然早いし楽です。
誰でも出来、仕上がりは大体同じですね。
が、根っ子は残り、またすぐ生えてくるので、季節の変わり目など年間複数回の手入れが必要です。
いまのところ、当社で管理している、とある空き地の草取り作業は『手抜き』
鎌など使わず、手で根っ子から引っこ抜くやりかたです。
腕や腰、そして手の握力を使い、汗を流しながら一本一本手で抜いていくことの意義はなんだろうと考えると、それは一つには『こだわり』でしょうか。
根を残さないと言うこだわりがどこまで続けられるかはわかりませんが、多分、ある期間ほったらかし状態となると生い茂り手で抜くことは出来なくなるでしょう。
手間はかかりますが、季節の変わり目だけでなく、何気にとこを通ったとき立ち寄って草を抜く
管理意識の継続とこだわり
身体が動くうちはこのやり方で続けていきたいと思います。
一方、今年はこの草抜き作業を新人研修で使わせていただきました。
いわゆる『草取り研修』です。
やっていると結構個性が出てきます。
キレイにやる人、大雑把にやる人、根気がある人、飽きやすい人、計画的かどうか、それに向かう姿勢などです。
短時間ではなかなかわからない個性が、一日二日朝から晩までやらせてみると、本質的な部分と言うかいろいろ面で観察できたりします。
結果が見える、言えば『手抜きできない手抜き』は人間性を見る意味でも有効のようです。
お試しあれ!
by:フリーマン2