信用と信頼のちがい!?

Posted at 15/10/27

以前、姉歯事件なんていう構造計算偽装事件がありましたが、今回は基礎杭データ偽装によるマンション傾斜問題! と言う、再び建築関係の信用を失墜するような大きな事件が発生しています。

マンションが傾くと言う状況は、どうも理解しにくい状況で、多少のズレならあってもおかしくはないのではないかと思います。

それは造作大工の技術力(腕)であったり、木の乾燥によるキシミ(収縮)であったり、コンクリート型枠の精度や生コン打設の経験だったり施工体制だったりで発生することもあるでしょう。

しかし建物自体が傾くって相当なことですよ。

そうなれば、もう残された手立ては壊して建て直すしかありません。

大いに困惑するのは購入者ということになり、先行きの不安や心配は相当なものとなるでしょう。

さて、今回、テレビの報道でよく聞かれるのは、信用とか信頼の言葉です。

『信用』や』信頼』は、よく会社の理念や方針にも出てくるキーワードの一つですが、その違いや使い方が曖昧で、深く考えず適当に使っている人がほとんどではないかと思います。

「んー!?」という場面があったので今回すこし調べてみました。

分かり易い表現は、『信用取引』と『信頼関係』

『信用取引』は、これまでの実績で信用を積み重ねているからこそ取引が出来る。

要は過去の実績で評価すると言うこちらサイドでの考え方(一方通行)

『信頼関係』は、気持ちと気持ちのつながりという考え方(双方向)

さて、あなたのマンションの部屋、傾いているか気になりますか。

チェックは壁のひび割れや風呂場の排水、サッシの閉まり具合や隙間、床にビー玉を転がして見てももいいでしょう。

しかし、長く使えば歪みも出ることも忘れてはなりません。
(うちの家もサッシはピシッと閉まりません^^;)

よっぽどひどい高層マンションはさておき、一般の低層マンションでの心配は、世間が騒いでいるほどでもないと思うんですがね。

いかがでしょうか。

by:フリーマン2

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