気圧のイメージ
Posted at 15/11/10 PermaLink»
よく、天気予報の中で、「高気圧に覆われ・・・」とか「低気圧が発達し・・・」とかいいます。
気圧の高い低いのイメージは、高いとスッコーンと高い空のイメージがあり軽い感じ、低いと何かどんよりとして重いイメージがありますが、実際は真逆。
水中をイメージすると分かり易いかも知れません。
水深が深いところだと頭の上に水柱があるわけですから、その水圧で押しつぶされます。
それといっしょで、高い山に登ると天からの高さが短くなる分空気の圧力がなくなり気圧は低く、地下に行くほど気圧は高まります。
もう一つは、気圧が低いと言うことは、同じ体積の中の空気の粒子(イメージとしてですが^^;)が少なく解放的で軽い。このため上昇気流が発生すると言った具合です。
高気圧の場合はこれと逆。密度が高い分重い。
だから粉じんが舞いやすいイメージは高気圧のイメージだったのですが、全くの逆
台風は低気圧の発達で上昇気流なので、すべてのものを飲み込みます。
黄砂も大陸を横断し海を渡り日本列島までやってきます。
今回、焼却灰の灰だし作業時に舞う粉じんのことが気になり、気圧のイメージについて考えてみました。
もちろん灰だし作業時に散水は欠かせませんが、少し気圧のことを考えておくとよりベターかもしれません。
by:フリーマン2