瓦チップの品質
Posted at 17/01/14 PermaLink»
今日、お客様の注文に応えて、1りゅうべほどの瓦チップを納めてきました。
瓦チップは解体工事などから発生する廃瓦を破砕チップ化し、粒度を揃え製品化したもので、様々な特性を有します。
特に保水性と透水性と吸収性ですね。
保水性と透水性は連続する流れですが、要は、瓦チップ自体が飽和状態になるまで水分を吸収し、それ以上になると水分を放出するようなイメージです。
これがなかなか目からウロコと言ったところでしょうか。
吸収性は、床下などの調質材で有効です。
これらは夏場になると、ヒートアイランド現象などにかなり有効で、降った雨を保水し、太陽の熱で放出!
表面温度も、アスファルト舗装などと比べると、その温度差は顕著です。
課題は破砕機の詰まりとステンレス釘の除去
これらの課題解決のため、新たな設備を構える計画を立てていますが、今回も、ものづくり補助事業にチャレンジし、採択されれば資金的に楽な事業化が実現できるので、願わくばと言ったところです。(一応ダメ元で・・・^^;)
今日は4人で手作業で異物除去をし、瓦チップを納めたところですが、いい品を安く提供し、廃瓦の資源循環が出来ればと考えています。
循環型社会構築を目指して!
by:フリーマン2