高齢者に忍び寄る『セルフ ネグレスト』
Posted at 17/02/14 PermaLink»
ネグレストとは本来『無視すること』の意味ですが、近ごろでは幼児や児童の育児放棄などの意味で使われているようです。
今朝の特集でやっていたのは『セルフネグレスト』
連れ添いが亡くなり生活環境が変化したシルバー層の方々に多いそうです。
遠慮や気兼ねなどで周囲との交流がなくなり、支援も受けることがなく
最終的にゴミ屋敷となり、生活が乱れたり、病気などで孤独死にも・・・
対策はなかなか難しいようですが、先進的な取り組み事例として、岐阜県多治見市の見守り協力隊なるものが参考になるようです。
新聞配達員の方々が、新聞の溜まり方や電気などの生活設備などから気が付く変化を察知し、行政との連携を図るというもの
6年前の内閣府の調査では、全国に1万6000人のセルフネグレストが存在するという調査結果があるようですが、実際はまだまだ多いようです。
これからの日本の大きな課題として捉え、孤独死などという悲劇を未然に防げるよう、国を挙げて対策をしていただきたいですね。
個人的には、終焉カプセルなどと言った安楽死的な選択肢もあっていいのかな、なんて思ったりしますが・・・
いかがでしょうか。
by:フリーマン2