建設人材アンケート
Posted at 17/04/27 PermaLink»
県建設業協会で毎年取り組んでいる出前講座や現場見学会は大変好評で、県内各地の地区協会では、担当の理事さんが、危機感をもって汗を流しています。
その一環で、アンケート調査も実施されるわけですが、そこから浮かび上がる実態は、就職の採用活動をしている企業にとっては頭の痛い内容も浮き彫りになっています。
現在、売り手市場と言われ、学生が企業を選ぶ流れが続いていますが、まだしばらくはこの風潮は続きそうな気配です。
したがって多くの中小企業では、新卒の学生の獲得には頭を痛め、従業員の高齢化の波は止まる気配がないのが実態です。
さて、アンケートを取った高校は工業系のため、ある意味偏りがあるのかも知れませんが、建設会社としてはこの実態をしっかり把握しておきたいところです。
■建設業に対するイメージは?
・『大変よくなった』と『よくなった』を合わせ90%超
■就職希望先
・県内24から57%
・県外43から76%
■就職説明で不足している情報
・給与体系 勤務時間 休日 福利厚生合わせ70%
地域により特徴が異なる内容もありますが、特に県外への就職希望が思った以上に多いことは、地元企業として危機感をもたねばならないと思います。
地元中小企業としての努力、さらなる魅力の発信をしたり、就業環境を見直したり、地元定着が図れるよう創意工夫を続けなければならないと感じます。
県内関係理事の皆さんの活躍に期待!
by:フリーマン2