村田の判定は妥当!?
Posted at 17/05/22 PermaLink»
日本人の感覚では、どう控えめに見たって『勝ち』やろぉ・・・と言うのが大半ではなかったでしょうか。オリンピックのゴールドメダリストでチャンピオンになること間違いなしと、勝利の瞬間を見たくて久しぶりに第三ラウンドあたりからテレビにくぎ付けとなったミドル級のボクシングでしたが・・・
当然私も勝ちを信じてジャッジの判定に聞き入っていたのですが・・・
最初の一人で「えっ!・・・なんで!?」
2人目は大差で村田
さあ、いよいよ歓喜のときが・・・と思いきや、なんとなんと相手の勝ちが伝えられ、場内大ブーイング!
本人もボー然と立ち尽くす
しかしよーく考えてみると、相手のフットワークと手数は間違いなく1ラウンドから秀でていたのは誰の目にも映ったのではないでしょうか。
あのフットワークを見て思ったのは、当時、『蝶の様に舞い、蜂の様に刺す!』の形容詞で有名な、モハメッドアリのボクシングスタイル
方や、終始敵を追いつめているように、圧力をかけ続けたのはいいとして、あまりに左に頼り過ぎ、KO狙いに度が過ぎたきらいがあったようにも思えます。
逆に一度ダウンを奪い、二回ほどよろめかすほどのパンチが当たり、本人も優位であるという自覚があったのか、後半守りに入っていたようにも見えました。
相手はアウェイ、村田は地元
相手はオリンピックで予選落ち、村田はゴールドメダリスト
本来の実力は村田と思いたいところですが、アマチュアと違いプロのステージは様々な要素が絡みます。
あの選手を見たい、と思わせるようなパフォーマンスを、村田選手にも期待したい。
by:フリーマン2