スターリングエンジンのネックとは!?
Posted at 17/07/12 PermaLink»
近年、このスターリングエンジンは注目されてきていますが、日本んでは、いまだ陽の目を見ないと言った方がいいのかも知れません。
上手くいきそうでうまくいかない(@@;)
事業自体の細かい部分もまだまだ課題が多いわけですが、もう一つの原因は、それを扱う業者の質や信頼性にあるように思います。
当社もこのスターリングエンジンを活用した小型コジェネレーションシステムを、経産省の補助金をいただきながらやってきましたが、ここにきて業者との連絡も取れず、どうやら“してやられた”といった状況にあります。
もちろんスターリングエンジン自体は、特にヨーロッパの方では確立されていて、実績などからも信用できる製品であることは間違いありません。
ですが近年、中国や韓国で安く生産させ、日本に輸入させている業者やコンサルが問題の根幹だと感じます。
理由は、彼らが扱うスターリングエンジンの不具合によるトラブルやアフターフォローが出来ず、結果志半ばで事業がストップしている方々が多いようです。
当社でも補助事業として東京のある業者と連携して取り組んできたところですが、支払いを済ませ、しばらくしてからメンテナンス等の依頼のため問い合わせの電話をしてみると、会社の電話も社長の携帯も、音はすれども受話器取らずと言った状況で、対応に苦慮しているところです。
考えてみると、当初から事あるごとに対応が遅く、幾度となく約束を反故にされ、信用面で首をかしげる場面が多々あったのですが、途中で断ち切ることが出来ず今に至ります。
仲間から「彼らは大丈夫か?」と心配もしていただいたのですが、一重に私の甘さから事業化の道は閉ざされてしまったと、反省しきりです。
単独での事業化ならまだしも、連携による事業化では、やはり連携していく業者の実績や信頼度が、新規事業を目指す我々にとっては最大のネックになってきます。
現在とん挫している“スターリングエンジンを活用した小型コジェネレーションシステム”ですが、なんとか動かすことが出来るよう、関係方面の方々に打診しながら次の対策を考えていきたいと思います。
スターリングエンジンを活用した小型コジェネレーションシステムはコチラから
http://www.hrdm.co.jp/
by:フリーマン2