大きくなるより成熟度!?
Posted at 17/07/14 PermaLink»
今は人口減少で、以前のような消費活動が旺盛な時代ではありません。
そういう時代でも、会社を大きくしていこうという夢と野望を持った方ももちろんいると思います。
ですが、それにはそれなりの経営手腕や事業の内容が問われるところです。
かっての私もそうでした。
重機やダンプや人
すべてが足らない時代だったからこそ、イケイケどんどんで大きくしていき、失敗もほとんどしませんでした。人以外は・・・
足らないモノは買うか借りるかして調達しなければなりません。
が、人はその状況や環境や人どおしの関係などで、やめていく人も多いです。
単に設備を増強し、見た目は大きく見える会社はありますが、中身を見てみると、技術者の力量不足、優秀な営業マンがいない、経営幹部が役割を果たさない、
などなど、人にまつわる経営資源の調達が厳しいのが現実ではないでしょうか。
見た目は小さくても、中身が濃ゆい会社は当然ながら強いです。
無理もしなくて収益も上がり、社員への実入りも大きくなるのは自然の流れかもしれません。
人への投資は、目に見えての効率化や生産性が向上するなどの期待は出来ませんが、将来の絵が描けることが大事だと思います。
人手不足、売り手市場・・・今から人材を確保すること自体難しい課題ではありますが、経営資源の中で、人材の確保は最大の経営課題として捉えたいですね。
企業は人が育てます。
企業は人なり、でしょうか。
by:フリーマン2