災害廃棄物処理に係る研修会に参加し
Posted at 17/09/07 PermaLink»
今日は午後から市町村の関係者および関係団体の関係者が一堂に会し、標記研修会が開催されたところです。
第一部では、東日本大震災と津波から生じた災害廃棄物処理について、宮城県多賀城市から関係行政の方より講演があり、仮置き場や分別などの具体的なお話を聞いたところです。
第二部では、『廃棄物処理に係る人材育成について『』と題して、国立環境研究所の多島研究員から、人材育成の具体的事項について貴重なお話をいただき、大変参考になりました。
段階的に、そして効率的・効果的な人材育成の必要性は、たとえば行政職員の異動があった場合でも、引き続き支援要員となりうる体制作りが必要であり、ワークショップや図上演習など、段階的なプロセスを踏まえ計画・実行をしていかねばと考えるところです。
民間団体でも、日頃の防災意識の持続や、様々な具体的な被災シュミレーションによって、団体としての役割を可能な限り訓練しておくべきだと思います。
ちょうど産廃協会の会長さんがいらしたので、災害廃棄物特別委員会などの立ち上げも必要ですね、という話をしたところです。
将来的に、あるいは近い将来かもわかりませんが、南海トラフ地震が発生する可能性がある以上、起こった後で悔やむことのないよう、関係団体との連携を図りながら積極的に取り組んでいきたいですね。
by:フリーマン2