タクティ?ルケアはギブ&テイク!?
Posted at 17/12/07 PermaLink»
『タクティールケア』 聞きなれない言葉です。ラテン語で『触れる』と言う意味のようですが、ようは、相手の背中や手足を優しく触れながら、肌の触れ合いから様々なケアを行う介護療法の一種でしょうか。50年ほど前に、未熟児ケアを担当していた看護師によって始まったスウェーデン発祥のタッチケアです。なので筋肉をほぐすようなマッサージとは別物!
このケアを継続することによって、認知症ケア、癌の緩和ケア、障碍者ケア、ストレス対策やいじめ防止にも効果を発揮するようです。
日常、怪我などをすると、よく手当をすると言います。
手を患部に当てることで、痛みが和らいだり気持ちが落ち着くような経験は誰しもあると思います。
その手の平を使って背中をさする、あるいは相手の手足を優しく包み込んだりすることで、相手はもちろんですが、触れている本人にも安心感だったり優しい気持ちになったり、両方がいい感じになれる、ウィンウィンの関係?と言うよりギブ&テイクの関係が出来るのではないでしょうか。
もちろん単なる感覚ではなく、実際、皮膚にある感覚が刺激され、脳から血液中の、あるホルモンが分泌されての話です。
このケアは、実地や試験を受け合格すれば認定資格者となることが出来るようですが、これを営業に使って収入を得ることは出来ないとのこと。また、人に教えるにはインストラクターの資格が必要とのことです。
手の持つ力
あなどれませんね(^^)
たかが手の平、されど手の平
太陽に向け充電するとさらに効果は上がる?
かもしれません(^^;)
ケアマネージャーの皆さん、セラピストの皆さん
お試しあれ!
by:フリーマン2