うじ虫を活用した糞尿処理!?
Posted at 18/03/09 PermaLink»
正確に言えば、特殊なイエバエの幼虫と言うことですが、これを使って家畜の糞尿を肥料にするシステムだそうで、福岡市のムスカと言う会社が開発されたそうです。
どうやって糞尿を肥料化するのかと言うと、簡単に言えば、糞尿を大きいトレイに敷き、そこにイエバエの卵を置きふ化させて、ふ化した幼虫が窒素分を吸収することで有機肥料となり熱処理をしてペレット状にして製品に加工
幼虫も熱で死滅し家畜の飼料になるとか。
最大の特徴は、これまで堆肥化に掛かってきた時間を大幅に短縮できる点だそうで、これまで数か月かかっていた期間が一週間ほどで完了!
これは相当な経費節減と生産性向上につながるのではないかと思います。
ウジと標記していますが、使用するイエバエは、なんと45年間もの品種改良の末生まれたもので、糞尿の処理能力に優れ、親バエの産卵能力も高いのだそうです。
そしてこの研究施設が、宮崎県の都農町にあるそうで、今後は大型の実証プラントを建設し、システムを実用化する計画だそうです。
産業の育成と雇用の確保
うまくいくことを願っています。
がんばれニッポン!がんばれ都農町!
by:フリーマン2