大きな報酬のために多少のリスクを負うか、不要なリスクを負わず安全策を取るか、と言うアンケートの結果、２４か国中、日本は下から二番目の２３位でリスクを負わない国民性のようです。

チャンスのためにリスクを負いたがらない人が日本は７割を超えていると言うことですが、堅実であったり慎重であったり規則正しいと言う国民性から来ているようです。

ただ、極端なリスク回避は『ゼロリスク探究症候群』、つまり、リスクのバランス感覚がなくなり、他人の犠牲を理解できなくなる病的心理だそうですが、例えば、ハンセン病患者の隔離であったり、原発地域の農作物やがれき処理などがその典型例ということだ。

リスクは逆さに読むと『クスリ』

リスクがゼロということはチャンスもゼロ

すべてのリスクを危険と捉えず、負うべきリスク（あえてチャレンジするリスク）、負えるリスク（許容範囲内のリスク）、負えないリスク（避けたいリスク）、負わないリスク（避けるべきリスク）の４種類で捉え、自社にとっての真のリスクを見定め、大局的観点からリスクを見る必要があるようです。

経営では、リスクを負わないことがリスクとなるようですが、労働災害はゼロを目指すべきだと考えますが、いかがでしょうか。

ちなみに６月は、全国安全週間の準備月間にあたります。

ご安全に！

by:フリーマン２