ウォータージェット工法見学会開催!
Posted at 18/11/27 PermaLink»
数日かけて、諸準備を進め、今日も朝から最後の配置!天気も朝から曇り空でしたがなんとかもって、予定通りの見学会となりました。
今回、石綿含有外壁塗材の除去工法の一つに挙げられている『ウォータージェット工法』は、私の中では現時点で最も安全かつ環境面でも優位性のある工法だと認識しています。
石綿は髪の毛の五千分の一ほどの目に見えない太さの繊維ですが、肺に吸い込んだ時には肺胞に刺さり、最悪、肺がんや中皮腫などに羅漢し、命に係わる病気を発症します。
なのでその繊維が混入している塗材の除去についても、慎重な取り扱いが求められるわけです。
そこで水を使ったウォータージェット工法です。
メーカーのスギノマシンさんにデモ用の機械を準備していただき、スムーズなデモンストレーションが出来ました。
手に当たると手がつぶれるぐらいの圧力で、塗装の下地まで一気に除去するこの工法は、理に叶ったなかなかの優れものだと思いますが、大量に使う水の処理を考えておかないと終結しないところがポイントとなりそうですね。
今回、解体工事の専門団体として、それらの関係の第一線に触れたのは、やはり適正な施行方法や安全面、環境面、経済面などから、関係者のきっかけづくりになればとの思いで開催したところです。
行政、塗装関係者、建築関係者、そして解体関係者の皆さんの業務に少しでもお役に立てたなら幸いです。
デモンストレーション用の塗装仕立てや発電機などを無料でご提供していただきました、ニュータ様、三光クボタ建機様、ご協力いただき大変ありがとうございました。
by:フリーマン2