解体組合で安全パトロールを実施!
Posted at 19/03/20 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
先日、解体組合の技術安全委員会の役員による安全パトロールを実施したところです。
平成30年度の事業計画として積み残していた事業だったので、なんとか事業年度内に実施できたことは良かったなと思います。
この安全パトロールについては目的は二つ
一つは安全全般について、現場を回りながら指導や実態調査を行うこと
これには標識の掲示から労働安全衛生法関係や資格の所持など範囲が広いですね。
もう一つは、解体現場の研修と言ったらいいでしょうか、地方では大型物件も少なく、通常の解体現場ではあまり参考になる、あるいは勉強になるような現場はありません。
皆さん似たり寄ったりでの施工と言うことですが、今回一か所の現場は大変参考になりましたね。
街の中心部といってもいい位置にある現場で、地下二階の地下の部分に埋め戻す材料を、現場で発生したコンクリート塊を破砕し、再生砕石として利用するとのこと。
現在、隣接地に中間処理をしながら保管しながらの施工となっています。
また、階上解体と言うことで、重機をビルの上に乗せながら解体を進めていくため、構造体の耐荷重と重機の質量の関係が大きな課題でもあります。
建築物の解体では、床の上に重機を乗せ作業することは解体工法の一つではありますが、古い建物だと老朽化も進んでいるため、慎重な施工が求められます。
この現場では、より安全にと言うことで、必要なサポート以外に、『桁サポート』と言う構法により、重機の質量をより分散させ、安全側での解体作業を進めてきたということで、一件の事故もなく現在工期内の完了を目指して皆さん頑張っていました。
ご褒美のランチは宮観の『一木一草』でのランチバイキング
やはり食いすぎました(><;)
by:フリーマン2