木のお弁当箱「めんぱ」
Posted at 20/06/15 PermaLink»
宮崎県の北部に位置する諸塚村は世界農業遺産にも認定されており、山間地域が95%を占めている、人口が約1500人位の小さな村です。
多くの人を楽しませるような大型の施設はありませんが、絶景が身近にあり自然の中で生きていることを実感させられる所です。
その地域の伝統工芸品、昔から使われている木の弁当箱「めんぱ」。「めんぱ」に使われるのは地元諸塚の村で育った樹齢80年ほどの杉。実際に使用すると木の作用により微妙な水分調整が行われ、食材が良質のまま保たれ、木が描く曲線が美しい上、蓋を開けた瞬間の香りが堪らないとの事。
また、釘は一切使用されておらず、留め具として樺桜の皮と竹が用いられ接着剤も使用されておらず、全てが自然のもので錆びる心配もなく10年以上使えるそうです。
この「めんぱ」がいまインターネット上で話題になっています。
興味のある方は"諸塚村めんぱ"で検索してはいかがでしょうか?
by:フリーマン3