「グリーンフラッシュ」現象
Posted at 20/08/22 PermaLink»
日の出直後や日の入り直前に太陽の光が緑色に輝いて見える現象で「緑閃光」と呼ばれており、太陽の上の弧が赤色でなく緑色に見えるようになります。
目撃される頻度は高くなく、レア光学現象と言われています。
高い山や離島になど地平線や水平線で日没や日の出に見られ、空気の非常に澄んだ場所であることが観測の最低条件となり、その他の気象条件にも左右されるので発生率は非常に小さいそうです。
この緑色の光は今月19日18時30分ころ秋田県で目撃されました。
ハワイやグアムでは「見た人に幸せが訪れる」と言い伝えがあります。
わが国で見えやすい場所として有名なのが、小笠原諸島の父島にある観光スポット「三日月山展望台」と沖縄県の石垣島や宮古島も人気の観測スポットで、中でも石垣島の川平湾の底地ビーチでは多くのグリーンフラッシュが見られると言われています。
映画ではニューカレドニアを舞台にした大林宣彦監督の「天国にいちばん近い島」などに出てきています。
非常に珍しいものですが、運が良ければ様々な場所で見られる可能性があります。
カメラ好きのひとは旅行ついでにグリーンフラッシュ撮影のチャンスを狙ってみてはいかがでしょうか?
神秘的な緑の光にきっと感動するはずです。
by:フリーマン3