住民投票に決着
Posted at 20/11/02 PermaLink»
政令指定都市の大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が行われ、反対が賛成を上回り、大阪市の存続が決まりました。
2015年の住民投票に続く2度目となりましたが、今回も否決されました。
前回の住民投票では約1万票の僅差で否決。今回も1万7千差票差で反対が上回る結果となり、大阪維新の会が掲げた構想は廃案されました。
今回は大阪維新の会に前回反対に回った公明党大阪支部が賛成に回り、都構想の成立は濃厚とみられていましたが、出口調査で公明党の支持者半数以上が反対票を投じ、最終的には反対が上回りました。
この結果を受け、維新の会代表の松井大阪市長は市長任期満了までで政界を引退すると表明し、吉村知事も「都構想には再挑戦しない」とコメントしました。
昨夜、開票中継を見ていましたがどっちに転んでもおかしくない票の開きでしたが、開票率90%に時点で賛成票が3千票程リードしていましたが、反対票が賛成票を上回る(選挙で言えば当確)との速報が流れました。
市民を二分した論争は10年越しで決着を見ました。
by:フリーマン3