『適切な換気』とは・・・・・
Posted at 20/12/25 PermaLink»
年末年始を控え、本格的に寒い季節になってきました。
新型コロナ対策では換気の重要性が強調されていますが、一般家庭において冬場にも適切な換気を行うためにどうすればよいでしょうか?
新型コロナ感染症は3密(密閉・密集・密接)の場面で感染が広がりやすいことが広く知られています。
この中で「密閉」は換気の悪い屋内での環境を指しています。
以前、中国のレストランでの10人の集団感染が起こった事例があります。
このレストランはビルの5階にあり、窓もなくエアコンが完備されていましたが、外気の取り込みがなく、室内での空気を再循環していました。
ソーシャルディスタンスは保たれていたのにも関わらずテーブルを超えて感染者が出ており、エアコンの強い気流が飛沫感染を引き起こしたそうです。
新型コロナは屋外での感染は10%未満であり、屋内の方が屋外より18.7倍高かったとの報告があります。
換気回数を毎時2回以上、30分に1回以上、数分間程度窓を全開します。
空気の流れを作るため、窓が1つしかない場合はドアを開けることが推奨されています。
常に室内の温度・相対湿度をそれぞれ18度以上・40%以上を維持するためには定期的に窓を全開するよりも、暖房器具や加湿器などを使いながら、常に窓を少し開けて連続的に外気を取り入れましょう。
by:フリーマン3