“平成の三四郎”死去
Posted at 21/03/26 PermaLink»
92年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦さんが53歳という若さで亡くなりました。
切れ味鋭い芸術的な一本背負いで"平成の三四郎"と異名を取り、日本柔道界の一時代を築き上げました。
バルセロナ五輪直前の練習中に左膝靭帯損傷の大けがを負い、歩行もできない状態にもかかわらず、痛み止め注射を打ち試合に臨み、痛みに耐えながら見事頂点に立ちました。
引退後は女子柔道のコーチを務め、金メダリスト谷本歩美さんなどを育てました。
畳の上では世界の強豪相手を次々と破り、金メダリストを獲得しましたが、"平成の三四郎"と言えども癌という病には打ち勝つことはできませんでした。
ご冥福をお祈りいたします。
by:フリーマン