“史上最大のカンバック”
Posted at 21/03/29 PermaLink»
大相撲春場所で関脇 照ノ富士が12勝3敗の成績で優勝し、大関再昇進に花を飾りました。
大関昇進の目安となる直近3場所合計の33勝を3勝上回る36勝となり、昇進が決定的となりました。
一度は大関の地位まで上り詰めましたが、その後は両ひざと内臓疾患で休場を繰り返し、一時は序二段まで落ちましたが、19年春場所西序二段48枚目で復帰し、ここからV時回復を経て、4場所ぶり3度目の幕内最高優勝で21場所ぶり大関返り咲きとなりました。
幕下以下は月給取りの関取でなくなり、身の回りの世話をしてくれる付け人をいなくなった彼を陰で支えてくれたのが2年前に結婚した奥様でした。
序二段まで転落して再び大関に駆け上がる「史上最大のカンバック」が実現します。
35歳の2横綱の一人である鶴竜が場所中に引退し、白鵬も途中休場と力の衰えが目立ってきており、29歳の照ノ富士には最高位の横綱を目指してほしいものですが、両ひざに爆弾を抱えており、いつ爆発してもおかしくない状態ですので不安があります。
といっても、横綱に一番近いのは現時点では彼しかいないのも現実です。
大関再昇進した彼に横綱をめざして精進してもらいたいものです。
by:フリーマン