まん防とは基本的には感染者が急増している局面で地域を絞って集中的に行うためのものです。

適用を決めるのは、緊急事態宣言と同じく首相です。

ただ、緊急事態宣言の対象地域は都道府県単位であるのに対し、まん防は都道府県の特定区域を想定しており、対象となるエリアや業態は都道府県知事が指定して対策を行います。

緊急事態宣言では時短要請のほかに休業要も可能で外出自粛もできます。

まん防が適用される市町村では飲食店の営業時間が現在の午後９時迄が８時迄と時短逆戻りとなり、経営に少なからず影響がみられます。

まん防では時短要請はできるものの休業要請や全面的な外出自粛要請はできません。

適用する感染状況は、緊急事態宣言では最も深刻なステージ４相当に対し、まん防は２番目に深刻なステージ３相当です。

罰則は、緊急事態宣言における命令違反は「３０万円以下」、まん防は「２０万円以下」の課料がそれぞれ科せられます。

大坂府では新たに６１６人の新型コロナウイルスの感染が確認され、３日連続東京都の感染者数を超えている状況が続いています。

このままの状態が継続されれば大阪市の聖火リレーが中止の方向に・・・・・。

『コロナウイルスに打ち勝った証しに東京五輪の成功を・・・』と呼び声を上げてはいますが、リバウンド（感染再拡大）での第４波が現実味を帯びています。

by:フリーマン