“厳しくなった東京五輪”
Posted at 21/05/10 PermaLink»
緊急事態宣言が今月末まで延長されたことで、東京五輪開幕がより厳しくなりました。
医師や看護師らコロナ患者に接する医療従事者の医療体制が逼迫する中での開催を不安視する声が上がっています。
日本のワクチン接種率は先進国の中で最低の1%未満である中、五輪開催が進められています。
高齢者のワクチン接種がいつになるかわからない時に五輪選手にワクチンを接種することを決めたのはバッハ会長です。
「緊急事態宣言と五輪は関係ない」と言いながら5月中旬に予定されているIOCバッハ会長の来日も見送りとなりました。
爆心地の広島での聖火リレーを視察することで世界平和に果たす五輪の意義を強調し、東京で菅首相らと会談して一枚岩をアピールするはずでした。
バッハ会長の来日が見送る方向で東京五輪開催に向けたシナリオが一つ崩れました。
弁護士の宇都宮さんが中心となり、開催中止を求めるオンライン署名が開始から2日ほどで20万筆を超え、多くの国民が中止を求めています。
丸川五輪相の「安心・安全の五輪を目指して」って言っていますが、国民がこんなに望んでいない五輪開催に疑問符が付きます。
五輪まで3カ月を切り、開催の有無を早く決めてもらいたいものです。
by:フリーマン3