“薄氷を踏む勝利”
Posted at 21/05/31 PermaLink»
プロ野球セ・パ、交流戦で巨人はソフトバンク戦公式戦11連敗でストップしました。
立役者は何といっても高卒3年目で自身初中4日で先発した戸郷投手です。
前日までの2試合では初回に2点の先取点は取ったものの、先発投手が序盤から本塁打攻勢で逆転を許し、終わってみれば相手打線に9本の本塁打を喫し、ダブルスコアで連敗。
そこで立ちはだかったのが戸郷投手で、昨日も同じような試合展開となり、どうなることか気をもんで観戦していましたが、4回の三者凡退以外はランナーを背負い、そこで一本打たれたら大量失点の場面も何とか踏ん張り5回を2失点に抑え降板しました。
残り4イニングをピンチがあったものの小刻みな投手継投で逃げ切り、2年以上続いたソフトバンク戦の連敗がやっと止まりました。
今の巨人はエース菅野が故障で投げられず要録抹消、他に頼れる投手がおらず戸郷投手の中4日の選択となったようで、次期エース候補と首脳陣から期待されていることがうかがわれます。
ヒーローインタビューでも「短期決戦の事を考慮したら中4日での経験は勉強になった。」と受け答えもしっかりしていました。
戸郷投手は昨季の日本シリーズではソフトバンク戦に中継ぎで3試合投げ、失点2と力投しシリーズ敢闘賞を受賞しました。
連敗ストップはしたものの、日本シリーズ8連敗の屈辱は晴らしていません。
今季こそ日本シリーズの借りは日本シリーズで返して雪辱をしてもらいたいものです。
by:フリーマン3