あれから76年
Posted at 21/06/24 PermaLink»
昨日6月23日は太平洋戦争で日本軍の組織的な戦闘が終わったとされた日から76年にあたる「慰霊の日」でした。
当時、沖縄は本土防衛のための激戦地で、日本では唯一住民を巻き込んだ激しい地上戦が繰り広げられました。
住民の死者は、沖縄県民の4人に1人にあたる約10万人の命が失われ、住民を含む両軍の死者は20万人が死亡しました。
1945年4月1日に連合軍54万人が沖縄に侵攻し、日本軍と激しい戦闘が繰り広げられ、劣勢の日本軍は南へ南と退避し、最終地糸満で2カ月半にわたる戦闘は、司令官の牛島大将の自害で終わりました。
捕虜になることを恐れ、がまと呼ばれる洞窟で自害する人や絶壁から海に身を投げる人など様々でした。(テレビで見ました。)
悲劇のひとつに挙げられるのは、看護訓練によって負傷者の世話を任務として結成されたひめゆり学徒隊で、大半の隊員が歳若くして戦死しました。
幸いに生き残られた方も高齢で、当時の事を話す「語り部」も年々少なくなってきています。
by:フリーマン3