「プラスチック資源循環促進法」成立
Posted at 21/08/26 PermaLink»
海洋汚染の一因になっているペットボトルや弁当容器と言ったプラスチック製品の廃棄。
一昨年の国内総排出量は850万トンといわれています。
削減策の一環として昨年7月のレジ袋の有料化が始まりましたが、新たに今年の6月には「プラスチック資源循環促進法」が成立し、提供料が多く削減が必要な製品を政令で12品目定めます。
削減を目的にとした新法に基づいてコンビニで弁当を購入した際無料で受け取っていたスプーンやフォーク、ホテルの客室に常備されている歯ブラシなどは希望者だけに提供され、消費者の負担増に繋がることが懸念されます。
12品目は他に、フォークやナイフ、マドラー、ストロー、ヘアブラシ、カミシリ、シャワー用キャップ、ハンガー、衣類用カバー。
義務付け事業者はコンビニやスーパーといった小売店や飲食店、宿泊業、クリーニング店などが対象となります。
義務付け事業者の取り組みが不十分な場合には改善勧告や命令が出されます。
新法の施行は来年4月1日から予定されています。
by:フリーマン3