マイ箸ブームと割り箸の現状
Posted at 08/03/25 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
去年、東京で開催された「エコプロダクツ」で「マイ箸」を買ってはみたものの、家ではまだ使ったことがありません。
レストラン等で利用しやすいように、というよりも、持ち運びに便利な伸縮式やつなぎ式のものがあったり、きれいな箸入れもあったりと、環境意識の高まりからか「マイ箸ブーム」であることは間違いなさそうです。
宮崎ではその「マイ箸ブーム」の先駆けとも言える人がいます。その人は、常に首から箸をぶら下げ、どこに行くにもその箸を使って食事をするスタイルで、当時は変人を見る目で見られていました。今では年間200回を超す講演をこなすほどのエコロジストになっていますが、宮崎から鹿児島大学の講義に自転車で行くほど徹底していて、本気で環境保全を考えている一人です。
ところで、今日のテレビでの話題ですが、日本は97%の割り箸を中国から輸入しているそうで、その割り箸の有毒性が問題視されていました。
竹から作る割り箸では、竹は間伐材より水分を多く含むためカビが生えやすく、それを防ぐため亜硫酸ナトリウムという薬品を浸透させていたり、漂白剤を使って漂白したりと、添加物の入った割り箸が大量にできる様が映し出されていました。
そして実験として、金魚を入れた水槽に割り箸を入れ様子を観察した結果、なんと一週間で2匹の金魚は死んでしまいました。
ああいう光景を見ると割り箸を使うのを躊躇してしまいます。そろそろ「マイ箸」を使う時期に来ているのかなと考えさせれれる話題でした。
by:フリーマン2