建設業から林業へ!
Posted at 09/10/14 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
報道ステーションで取り上げられていた建設業からの林業への参入!
『背に腹は変えられん』程度の考えでは、とても続けることはできないでしょう。
現在、日本の国土の67%は森林で、世界有数の森林大国でもあります。
戦後の木材ブームで拡大造林政策が強力に推し進められ、この頃の木材自給率は、なんと9割以上
そして昭和30年代から順次木材輸入の自由化が進み、現在では自給率も20%台まで落ち込んでいます。
林業の衰退は目に見えて明らかで、山の保全に欠かせない間伐をしても費用の回収はできず、主伐を行っても赤字
これでは意欲は低下するし若者の林業離れ、後継者不足、高齢化等々、課題は山積するばかりです。
現在では、防災意識の高まりや環境ブーム、戦後の日本を引っ張ってきた建設産業の衰退により、新たな林業への道が模索され始めてきました。
大きな課題は収益構造と将来展望ではないでしょうか。
建設業から農業や林業、そして環境や介護・福祉の分野への脱皮が叫ばれる昨今ではあるけれど、いずれにしても容易いことではなく、経営者の強い意思と国や地方行政の強いバックアップが必要のようです。
by:フリーマン2