「おにぎり」と「おむすび」のちがい
Posted at 09/11/09 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»
1時間40分、眠り薬となる読物がなかったので機内誌をめくってみたところ、『おにぎり』と『おむすび』につい面白そうな記事が書いてありました。
いくつか説があるようですが、『おにぎり』と言う呼び方は西日本では一般的で、特に九州ではほとんどの地域で使われているようです。
一説には、『鬼を切る』→おにきり→『おにぎり』として魔よけの効果があるとも…。
一方『おむすび』はと言うと、御所の女御(にょうご)言葉が始まりと言う説と神産巣日神(かみむすびのかみ)の神の名にあやかった食べ物とも言われています。
そして『おにぎり』の方の形や中に入れる具は基本的に自由、一方『おむすび』は、神が降臨する山の形をイメージして三角形とし、山の恩恵である水を使って炊き海の恩恵である塩で清め、太陽の象徴を赤い梅干しに例え、最後は海の衣に使われる海藻で包んで完成と言うわけです。
こじつけではなく、かなり納得がいく暖かいストーリーではないかと思います。
子供の頃、母親が作ってくれた思いのこもった『味噌おにぎり』が懐かしい。
By:フリーマン2