『青いバラ』の今

Posted at 09/12/05 Comment(0)» Trackback(0)»

青いバラが開発され事業化されたのは今から5年前の2004年

091119_221005.jpg青いバラは自然界には存在しないもので、日本の高い遺伝子組み換え技術から誕生した画期的なものです。

現在の価格は一本2000円から3000円と従来のバラの2倍以上

苦労したのは農水省の認可を得るのにかなりの時間がかかったと言うことです。

それは、その花粉が日本の野生種に影響を及ぼさないかどうか、もっと言えば、ほかの遺伝子をもつ植物と交配することで生態系に影響を与えないことの実証をするのに慎重に審査されていたということです。

現在、バラの種類は約2万5千種類もあるそうですが、その中の一種類を創り出すエネルギーと費用は相当なもので、20年の歳月と30億円の費用がかかったとのこと。

ただ、収益貢献度はまだまだ大きいとはいえないようです。

消費者ニーズは価値あるものとは別に、花が長持ちすることの方に需要が高まっているのも事実です。

by:フリーマン2

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